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円錐角膜とは、先天性・進行性の角膜の病気で、角膜の中央部分が変形し、円錐状に突出してしまう疾患です。思春期から青年期に発症し、加齢とともに進行します。男女比はおよそ3:1といわれています。多くは10~20代で診断され、その後は何年もかけて進行し、40歳以降は進行しなくなる症例が一般的です。
原因ははっきりとは分かっていませんが、遺伝、アトピー性皮膚炎やアレルギー性疾患の合併、擦ることなどが憎悪因子として疑われています。
角膜形状解析検査を行い、進行しているかどうかを判断します。
進行している場合には角膜クロスリンキング治療を行い、進行がなければ症例に合わせた屈折矯正法を選択します。
角膜にリボフラビンを点眼し、長波長紫外線を照射することにより、角膜実質の剛性を上げて角膜の前方突出を予防する治療です。現時点では、円錐角膜の進行を停止させる唯一の治療方法です。
異物感・しみる・涙が出る・痛み
角膜の濁り・角膜内皮細胞障害
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