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2022.07.22

埼玉新聞(7月22日)に掲載されました。

7月22日の埼玉新聞「教えてドクターQ&A」に掲載されました。

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教えて!! ドクターQ&A

Q.2歳半の娘。ときどき視線が外を向いているときがあり、ひょっとして斜視では?と思っています。
斜視の診断・治療はいつからできるのでしょうか。

A.子供に認められる斜視には①乳児内斜視 ②調節性内斜視 ③間欠性外斜視 ④恒常性外斜視 があります。
乳児内斜視は、生後6ヶ月以内に発症した内斜視で、ほとんどが生後1ヶ月以内に発症します。
見た目で見てもわかるぐらい片目が大きく内側にずれているため、気付いたらすぐに受診し、早期の手術が必要となります。
調節性内斜視は、遠視が原因で発症する内斜視です。1歳6ヶ月から3歳での発症が多く、診断されたらすぐに遠視用の眼鏡による治療が必要となります。
間欠性外斜視は、常に斜視ではなく、ぼんやりした時などに斜視を認めることがあります。
3~4歳頃に発症することが多く、軽度の場合は治療の必要はありませんが、定期検査は必要です。
恒常性外斜視は、常に外斜視の状態になるため、こちらは早期の手術が必要となります。
間欠性外斜視から移行することもあるため、間欠性であってもやはり定期検査は必要です。
以上のように、生後すぐに診断が可能な斜視もあり、早期診断早期治療がその後の視力にも影響します。
相談者の場合、③④が疑われるため、やはりすぐに受診をして相談することをお勧めします。

アイケアクリニック 院長 佐藤 香
アイケアクリニック院長、アイケアクリニック東京院長。
最先端の白内障レーザー手術において抜群の治療成績を誇る。その他、網膜硝子体や緑内障の手術も担当。
まぶたの手術やボトックス注射など、目周りの美容にも注力。
また地元住人のかかりつけ医として地域医療にも貢献。
小さな悩み相談から高度な治療まで、総合的な目のケア「トータルアイケア」の提供を目指す。
現在、注目の眼科女医としてさまざまなメディアに取り上げられている。
著書には「目は若返る50歳からの眼科治療 幻冬舎出版」「スゴい白内障手術 幻冬舎出版」など多数あり。

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