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2022.08.26

朝日新聞都心版(8月26日)に掲載されました。

8月26日の朝日新聞都心版「教えてドクターQ&A」に掲載されました。

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教えて!! ドクターQ&A

Q.飛蚊症になりました。今後どのようなことに気を付けたらいいですか?
また、飛蚊症になると、失明や網膜剥離になりやすいのでしょうか。

A.飛蚊症はものを見ている時に、黒い虫のようなものが動いているように見える症状のことを言います。
人によって見える形や色は様々で、線状のものや輪っかのもの、丸いもの、また色は黒だけではなく、白や黄色や赤など様々な見え方をします。
原因としては、生理的な原因や加齢性などがほとんどであり、この場合は異常ではないため治療の必要もほとんどありません。
しかし、治療の必要がある病的な飛蚊症の場合は注意が必要です。
その原因としては網膜裂孔や網膜剥離、また高血圧や糖尿病、外傷などによる硝子体出血などが考えられます。
そのような病的な飛蚊症の場合は、レーザー治療や硝子体手術などの治療が必要となることがあります。
また網膜剥離を発症した場合、発症当初は飛蚊症の症状も軽度ですが、徐々に悪化し、視力障害や視野障害などを合併した場合、治療をしても元の視力に戻らなくなり、場合によっては失明の原因となることもあります。
そのため、ちょっとした飛蚊症でも、初めて自覚した場合は必ず一度すぐに眼科を受診して、治療が必要な飛蚊症ではないか、診断してもらうことが大切となります。
その後も定期的な受診で、目の健康を守ってくださいね。

アイケアクリニック 院長 佐藤 香
アイケアクリニック院長、アイケアクリニック東京院長、医療法人トータルアイケア理事、主任執刀医。白内障や眼瞼、結膜疾患の手術を中心に緑内障手術や網膜硝子体手術など幅広く執刀している。外来診療ではかかりつけ医として地域医療にも貢献。著書も多数あり。

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