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2022.04.26

埼玉新聞(4月26日)に掲載されました。

4月26日の埼玉新聞「教えてドクターQ&A」に掲載されました。

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教えて!! ドクターQ&A

Q.硝子体の出血は自然に引く場合があるとのことですが、自然に引くのを待つとしたら
どのくらいの時間待てるものなのでしょうか?

A.何らかのきっかけで出血を引き起こしてしまう病気を硝子体出血と言います。
症状としては軽度の出血であれば、黒い点が見えるなどの飛蚊症を自覚し、出血が多くなると視力低下を引き起こします。
原因としては、網膜裂孔、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性など網膜の病気による出血がほとんどになりますが、加齢性の変化で起きる硝子体剥離による出血も稀にあります。
硝子体出血は自然と吸収されることが多い病気です。
そのため1ヶ月程度経過観察することもありますが、時間が経っても出血が吸収されず、視力低下が続く場合は硝子体手術が必要となります。
また、硝子体出血の原因が、網膜裂孔で、さらに網膜剥離を合併している場合や重症な糖尿病網膜症の場合は、1ヶ月待たずに早期の手術が必要となることもあります。
そのため、硝子体出血の原因を特定することが、治療の方向性や予後を決める上でかなり重要となります。
急に飛蚊症が出た、急に見えなくなったなどの症状を認めたら、すぐに眼科を受診するよう心がけてくださいね。

アイケアクリニック 院長 佐藤 香
アイケアクリニック院長、アイケアクリニック東京院長。
最先端の白内障レーザー手術において抜群の治療成績を誇る。
その他、網膜硝子体や緑内障の手術も担当。まぶたの手術やボトックス注射など、目周りの美容にも注力。
また地元住人のかかりつけ医として地域医療にも貢献。
小さな悩み相談から高度な治療まで、総合的な目のケア「トータルアイケア」の提供を目指す。
現在、注目の眼科女医としてさまざまなメディアに取り上げられている。
著書には「目は若返る50歳からの眼科治療 幻冬舎出版」「スゴい白内障手術 幻冬舎出版」など多数あり。

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