加齢黄斑変性の症状
初期症状としては、視界の中心がゆがんで見える「変視症(へんししょう)」が現れます。その後症状が悪化するとゆがみが強くなり、眼底出血などによる視力の低下、視界の真ん中が見えなくなる「中心暗点(ちゅうしんあんてん)」、色が分からなくなる「色覚異常(しきかくいじょう)」などがみられ、失明にいたる場合もあります。
加齢黄斑変性の原因
加齢により網膜の中心部にある黄斑(おうはん)下に悪性の血管(新生血管)ができた病態です。この血管が出血を繰り返すことで網膜が傷んでいき、視力低下および視野真ん中の異常(=中心暗点)が現れます。
加齢黄斑変性の治療
抗VEGF薬(ルセンティス、アイリーア、ベオビュ、バビースモなど)を使用した硝子体内注射。
極細の34G針、3Dモニターの使用で痛みを軽減し、まぶしくなく患者様に優しい施術を行います。