埼玉県草加市氷川町829

眼瞼けいれん

1. 眼瞼けいれんとは

眼瞼けいれんとは、自分の意思と関係なく、両目のまわりの筋肉が勝手にけいれんし、目が開けにくくなる病気です。疲れていたりすると、まぶたや目のまわりがピクピクすることはよくあることです。けれども、その症状がいつまでも治らなかったり、症状の範囲が広がったりしたら、治療が必要です。
顔や目のけいれんの多くは、命に関わるものではありませんが、放っておくと日常生活に大きな影響を与えかねません。病気かどうかを正しく認識して適切な対処をするためにも、まずこうした症状をきちんと把握する必要があります。
眼瞼けいれんは、50〜70歳代の特に女性に多くみられる病気です。まれに、20歳代でも生じることがあります。また、女性のかかる割合は、男性の約2倍と言われています。

2. 眼瞼けいれんの原因

眼瞼けいれんは、過剰なストレスや一部の睡眠導入剤が誘引になることもありますが、普通に生活している方にも多い病気です。
症状は目に現れますが、原因は目やまぶたにあるのではなく、脳内から正しく指令が伝わらず、目の開閉がうまく機能しなくなるものです。

3. 眼瞼けいれんの症状

初期には、まぶしい、目をぶつっていた方が楽、目が乾く、目がショボショボするなど、多様でドライアイと似通った症状が診られます。
進行すると、自分の意思で目を開けようとしても、目を開けられなくなり、手を使って開けなければならない場合もあります。ものにぶつかったり、人によっては抗うつ症状も出てきます。

眼瞼けいれん

4. 眼瞼けいれんの治療法

ボツリヌス療法

この治療法は、緊張している筋肉に緊張をやわらげる薬(ボツリヌストキシン)を注射することでけいれんや収縮の原因になっている神経の働きを抑え、緊張しすぎている筋肉を緩めるものです。この治療法は世界80カ国以上(2012月10月現在)で認可され、広く用いられています。日本では現在、眼瞼けいれんなど5つの病気の治療法として認可され、保険適用されています。薬の効果はおよそ2〜4ヶ月です。効果の期間には個人差がありますので、きちんと医師と症状を相談しながら治療を行う必要があります。

内服薬による治療

眼瞼けいれんの治療には、筋弛緩剤、抗てんかん薬、抗不安薬などの内服薬を使うことがあります。

手術による治療

眼瞼けいれんには、まぶたが開きやすくなるように、まぶたの筋肉や皮膚を短くする手術を行います。

その他

上瞼をおさえるクラッチめがねや遮光レンズが症状を軽減させることがあります。

 

眼瞼けいれん